約 5,155,230 件
https://w.atwiki.jp/vipdepresent/pages/17.html
1用 ============テンプレここから============ ~クリスマスに孤児院にプレゼント贈ろうぜ~ 有志による孤児院への贈り物を 参加者まだまだ募集中 参加者は初代 1へメールお願いします 詳しくはまとめウィキ まとめ http //www8.atwiki.jp/vipdepresent/pages/1.html 299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/24(水) 13 00 32.16 親に会えない寂しさは半端じゃないとおもうぜ 虐待された子も居るはずだ 俺はそんな子供達に少しでも幸せになってもらえればと 思ってる ============テンプレここまで============ 今北用 ■■■■■■■■■■今北人用■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今北人は http //www8.atwiki.jp/vipdepresent/pages/13.html を参照して下さい。 参加希望の人は居住地域、送りたい物、名前等を書いて 初代 1さんにメールしてください。 尚送りたいものが決まってない人は未定と書き、後で必ず連絡してください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15967.html
プレゼントの首飾り(ぷれぜんとのくびかざり) 概要 シンフォニアに登場した貴重品系のアイテム。 登場作品 + 目次 シンフォニア 関連リンク関連品 シンフォニア 作中説明 貴重品の一種。 サイバックのイベントで入手できる。 分類 貴重品 備考 - 効果 - 入手方法 イ サイバック ▲ 関連リンク 関連品
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2714.html
律「なあ澪!今年はクリスマスプレゼントなにくれるんだー?」 澪「こっ…今年は…////」 律「?なんだよ、もったいぶんなって」 澪「わたっ…私だっ」ダキツキッ 律「澪っ////」カアアア 律「みっ澪がプレゼントって…どゆことだよ////」ドキドキ 澪「……////」ゴニョゴニョ 律「ん?なんだよ、聞こえな…」 澪「わかってんだろ…馬鹿律////」ウルウル 律(やべえええ!めっちゃ可愛い////)ドキドキ 律「あっ!でも、私澪のプレゼント何も用意してないや…」 澪「別に、私はいいよ」 律「いやっ…ほら、澪は…ちゃんと用意してくれたんだろ?////」 澪「えっ?…うん////」 律「なのに私が何もないなんてさ…」 澪「…がいい////」 律「え?」 澪「…律がいい////」ギュ…プニュ 律(おっぱい当たってるんですけどおおお!?もう我慢できねえええ!) 律「澪っ!////」ガバッ 澪「きゃっ…////」ドサッ 律「先に私からのプレゼントあげるね」チュ 澪「んっ…////」 律「…ちゅっ…はっ、ん…」チュッチュ…レロ 澪「ぁっ…ふぁ…んっ////(舌…入ってきた////)」ゾクゾク 律「はぁっ…ちゅ、…ん、れろ…(澪の舌甘くてやわらかい…マシュマロみたいだ…もっと味わいたい)」 澪「ぁ…んぁ…んん////(律の舌…凄い絡んで……あっ、吸われてるぅ////)」 律「…んっ…ん(澪の唾も甘くて美味しいよ…)」チュ…ジュル 澪「…っ////(律…凄っ////…けど)」バシバシ 律「ぷぁっ…澪?」 澪「馬鹿律…がっつき過ぎだ、苦しいぞ////」ハァハァ 律「ごめん…澪とのキスが美味しくてつい////」ポリポリ 澪「…馬鹿////」カアアアァ 律・澪「…////」 律(ヤバい…今さらながら緊張してきた////)ドキドキ 律(この先どうすりゃいいんだ…?////)チラッ 澪「なあ律…」 律「ひゃっひゃいっ!?」ドキッ 澪「もうプレゼント…終わり?////」 律(あああああ何この可愛い生き物////)クラッ 律「欲張りな澪だな…もっとあげるよ」チュ 澪「…あっ////(首筋に…キス////)」 律「ちゅ…ちゅっ」スッ…スルッ 澪「ん…はぁ////(タイ…外された)」 律「…はぁっ…ちゅ」プチプチ…ファサ 澪「ぁん…りつぅ////(ブラウス脱がされて…////)」 律「澪…すげぇ綺麗////」チュ…チュ 澪「やっ…恥ずかしい////(律の唇…だんだん胸に近づいてる////)」ドキドキ 律「恥ずかしがる澪も可愛いよ…」スッ 澪「~~っ////(律の手がブラに////)」ドキドキドキドキ 律「…乳首、綺麗な色だな」スルッ…ペロッ 澪(うわ、ブラ取られ…) 澪「ばっ…ああ、んっ////(乳首舐められた////)」ビクン 律(乳首…弱いのかな?)ペロペロ 澪「あっ…あっ…////(やだ…凄く気持ち良い////)」ピクピクン 律(ピクピクして可愛いなぁ…よし、吸っちゃえ)ペロ…チュウウウ 澪「あっ!あっ…////」ビクン 律(声可愛すぎだっつーの////)チュウチュウ 澪「あんっ…はぁ////」チラッ 澪(律ってば一生懸命…なんか赤ちゃんみたい)ナデナデ 律(…頭撫でられるの気持ち良いかも)チュウチュウ 律(お礼に…)カリッ 澪「きゃんっ!」ビクビクン 律(やたら反応良いな…乳首甘噛み)カミカミ 澪「あっん…りつぅ////」スリスリ 律(股を擦り合わせて…もしかして////)スッ 澪「!…やぁっ////」ビクンッ 律「やっぱり…スゲー濡れてる」クチュ… 澪「律駄目…そんなとこ汚いよぉ////」 律「澪に汚いとこなんてないし。それに…」クチュクチュグチュ 澪「あっ…擦っちゃ…っはぁっ////」 律「こんなに感じてくれてんのにほっとく訳ないだろ?」グチュグチュグチュッ 澪「やっ!あっ!だっ…変にっ…なっちゃ…ああっ////」 律「変になっちゃってもいいよ…」グチュグチュ…コリッ 澪「ああっ…そこっ…」ガクガク 律(なんかコリッとしたのが…これ、あれだよな)グチュ…コリコリッ…クチュグチュ 澪「っ、はぁっ!も…本とに…っ!あ、あ、あっ!!」ガクガク…プシャアァ 律「っ!?」 律(潮…噴いた!?) 澪「はぁ…はぁ…んっ、…馬鹿りつぅ…////」 戻る
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1091.html
えーっと、次は……湯煎から外して更に泡立てる……と ……うーん、こんな感じかなぁ? 「律先輩、こんな感じですか?」 「どれどれ~?……うん!始めてにしちゃ良いんじゃないか?……ちょっと仕上するからミキサー貸して」 「あ、はい」 「もうちょっと……全体的に混ぜて……こんな感じ。じゃぁ次は粉をふるいながら入れて……」 ここは唯先輩が一人暮らしをしているマンションの多目的スペース。 律先輩と私は今夜のパーティーで振る舞う食事の準備を進めている。 「梓~!耐熱皿って何処に入れてあるの~?」 「えっと、そっちの……いえその隣の……そうです、それです」 「これかな……?お!せいかーい!!」 澪先輩とムギ先輩は、唯先輩と一緒にゼミの講習を受けて買い物をしてから来る事になっている。 ……勿論、このパーティーの事はヒ・ミ・ツ だって……今日は唯先輩の誕生日だから…… プレゼントにはサプライズを 「ふぅ、大分出来上がったな。えーっと後は……もうないか?」 「んーと、サラダはカリカリじゃこを乗せれば良いですし……」 「ハンバーグは揃ってから焼いた方が良いよな」 「イカフライとオニオンフライもその方が良いですよね」 我ながら結構な量を作ったな~ まぁ、半分以上律先輩が手伝ってくれたからこそなんだけどね 「んじゃぁ……お!良い匂いがしてきたぞ~。そろそろ焼けたんじゃないか?」 律先輩がオーブンの方を向きながら私に尋ねてきた。 「時間的には……そうですね、そろそろ焼き上がりますね」 「じゃぁ少し引き出して竹串を挿して……そうそう。あ、挿すのは何処でも良いよん……どう?」 「えと、こんな感じ、ですけど……」 適当な所に竹串を挿して抜くと、僅かばかりの生地が付いている。 「どれどれ……よしオッケー!じゃぁオーブンから出して冷まそうか」 「はい。……よいしょっと……えーっと、どこに置きますかぁ~?」 「あ、天板ごとコンロの上に……オッケー!じゃぁ、冷めるまでコーヒーでも飲んで、一息入れるとするか~」 「あ、じゃぁ私用意しますね」 ♯ 「ところでさ~、最近唯とはどうなの?」 「へっ!?何がですか?」 淹れたて熱々のコーヒーと格闘している私に、律先輩が妙な問い掛けてきた。 「いや、ちょっと気になってさぁ。なぁ梓……最近どうなのさ」 「どうなのさと言われても……しし座流星群以来会ってませんし」 「そうなの?合鍵貰ったからちょくちょく遊びに来たり泊まったりしてるんじゃ……」 「無理ですよ、学校だってありますし……。まぁ、電話では話してますけど」 その電話もバイトとかの関係で毎日は出来ないんだけどね~ ん?もしかして…… 「……もしかして、大学でもそうなんですか?」 「そんな台詞を言うって事は……、梓も何か変に思うところがあるんだな?」 「えぇ、まぁ。ここ数日の電話なんですけど、なんてゆーか、話の隙間が出来るときありますよね。その度に小さく溜め息をついたりしているんですよ」 「そうなのか……」 「多分本人は聞こえないと思っているんでしょうけど……」 「まぁ、電話口だもんな。聞こえないようにする方が難しいよな」 「はい。それで私も気になって、思い切って唯先輩に聞いたんです」 「でも、『何でもない』とか『大丈夫だよ~』って言うだけで、特に変わった様子はない……そうだろ?」 「その通り、です……」 あれは何時からだったのかなぁ…… しし座流星群の時はそんな事なかったよなぁ~ ……今週の火曜日頃からか…… 「あの、律先輩。今週の月・火に何か大学でありましたか?」 「ん?え~っと……特に……無い……かなぁ。……何で?」 「あ、その……今思い返したら、唯先輩がそんな言葉……というか溜め息をつきだしたのって、火曜の夜からなんですよ」 「……そうなのか?」 「はい。日曜は普通に話していましたし……月曜は電話出来なかったのでわからないんですけど……」 「火曜からか~。……あ、そういえば『どこにいっちゃったの?』とか呟いてたなぁ」 「てことは……何かを無くしたって事ですよねぇ……」 「だな~。……一体何を無くしたんだ……?」 唯先輩が落ち込むほどの『何か』か…… うーん…… 「パッとは思い付きませんね……」 「うーん、そうか~。ま、考えていても仕方ないか、当の本人も居ないんだし」 「そうですね……。……間のどこかで私が直接会っていれば良かったのかな……」 「おいおい、梓まで落ち込む事はないだろ~?てゆーか学校があるから無理じゃないのか?」 「それは……まぁ……そうなんですけど……」 はぁ……律先輩に聞かされてから初めて気付くなんて…… 恋人失格、だよね…… 「ほらほら~、今日は唯をお祝いするんだろ~?もてなす側がそんな顔したらダメだぞ~」 「あ、そうです……ね」 「例え唯が暗い顔をしていても知らんぷりして、パーティーの間は絶対その事を指摘しない。今日は笑顔でもてなすこと……オッケー?」 律先輩は、滅多に見せない真面目な表情で私をそう叱った。 ……そうだよね、唯の為のお祝いなんだから、暗い顔してちゃ……駄目だよね! 「はい!今日はお祝いですもんね!」 「だ~め、まだ表情が硬い」 「えぇっ!?そうですかぁ!?」 「もっと自然に……そうだなぁ、唯と付き合い始めてからの……いや、付き合う前からでも良いや。楽しかった事を思い出してみな、そうすれば笑顔になれるから」 「は、はぁ……」 楽しかった事……全部かなぁ~? ってそれじゃ駄目だよね、一番楽しかった事…… ……あ! 「ん?何か思い出した?」 「はい……思い出しました」 ♪ それは、先月の始めの頃 私と唯先輩は二人で少し離れた神社の秋祭りに行っていた 一緒に綿菓子を食べたり 射的の腕前を競ったり 飴細工でギー太とムッタンを作ってもらったり…… お参りをして 一緒に御神籤を引いて…… 二人とも中吉だったから、思わず笑っちゃって…… 何か特別変わったことをした訳じゃないんだけど…… それがとても幸せで…… 嬉しくて…… ♪ 「……それが、一番楽しい思い出、ですね」 「ふーん……」 「……なんでニヤけているんですか?」 「いやー、相変わらずお熱いですなぁ~」 「にゃっ!そ、そんな……お熱いだなんて……」 もぉ……やめてくださいよ…… 「でもまぁ、その事を思い出せたんならパーティーの間も大丈夫じゃないか?」 「あ……そうですね。多分、笑顔で唯先輩のお祝いが出来ると思います」 「うむ!今の笑顔なら問題無いな。よし、では次に……」 「次に?」 「……御神籤の内容はどうだったのかな~?記憶に残っているって事は、結構印象的な事が書いてあったんだろ~?」 「え?えっと……そこは恋愛の神様が奉ってあるらしくて、御神籤も『恋愛みくじ』だったんですよ。それで覚えていただけですよ」 「なんだ~。じゃぁ内容も……」 「確か……至って普通でしたね」 「そっかぁ~。……唯はどうだったの?」 「唯先輩は……『普通だね~』としか言ってませんね」 「……ちぇっ。折角ネタになるかと思ったのに……」 「そんな、つまらなそうな顔されても困りますよ……てゆーか、ネタですか」 「おぅ!常日頃から相手をいじる為のネタを探すのが私の使命だからな!」 「はぁ……」 全く……律先輩こそ『相変わらず』じゃないですか…… でも…… 落ち込みそうな私を励ましてくれているんだろうな 律先輩、ありがとうございます ……面と向かっては言えないけどね 「さて、そろそろ冷めたかな~」 「どうですか?」 「うん!オッケー!それじゃ、ケーキの仕上げにかかるぞ!」 「はい!!」 ★ はぁ……結局見つからなかったなぁ~ 「……唯」 ……一体どこで無くしたんだろ…… 「おい……唯ってば」 ……あずにゃんになんて謝ればいいのかなぁ~ 「唯!!」 「ぅひゃぅ!な、何!?澪ちゃん」 「……聞いていなかったのか?」 「ご、ごめ~ん。ちょっと考え事してた~。あはは……」「全く……」 ゼミの講義を終えた家への帰り道。 考え事をしていた私は、澪ちゃんの声で我に返った。 「で、何?」 「私達と一緒に来てもらえない?唯ちゃん」 「一緒に?どこへ?」 「そこから聞いていなかったのか……唯のマンションの多目的スペースだよ」 私のマンションには、住民専用の多目的スペースがある。 集会やパーティーなんかに使うらしいんだけど……。 「なんでそんな所に?」 「まぁ、行けばわかるわよ」 ……なんだろ?想像つかないや ♯ 「ところで唯……」 「な~に?澪ちゃん」 「……単刀直入に聞くが、一体何を無くしたんだ?」 「……ほぇっ!?」 な、なんで? なんで澪ちゃんがその事を知っているの!? 「え、えっと~」 「ごまかしてもダメよ。唯ちゃんは気付いていないのかもしれないけど、独り言で『どこにいっちゃったの?』って言ってるんだから」 そ、そうなんだ~ 「で、改めて聞くが……何を無くしたんだ?」 「ちゃんと答えてね。……私達も心配しているんだから……」 「う、うん……」 どうしよ~ ホントの事を言った方がいいのかなぁ~ ……でも、ムギちゃんにも念を押されちゃったしなぁ 仕方ない……ちゃんと言うか…… 「あのね……ブレスレットを……無くしちゃったみたいなの」 「ブレスレットって……たまに付けてるアレか?」 「うん……」 「確か……梓ちゃんからのプレゼントよね」 「そう……去年の誕生日プレゼント……あずにゃんとお揃いの……」 私があずにゃんの誕生日にお揃いのキーホルダーをプレゼントしたからって事で、お返しで貰ったお揃いのブレスレット。 あずにゃんと会う時は勿論、それ以外でもちょくちょく付けていた私のお気に入り。 「……何時から見当たらないんだ?」 「……月曜日の夜から……」 「朝にはあったのね?」 「……わからない、その日は寝坊して慌てていたから……」 「そっか……」 日曜日の夜、いつもの場所に置いたはずなんだけどなぁ~ 「ありそうな場所は全部探したのか?」 「うん……あ、でもバイトとかで探せない日もあったから、家の中全部じゃないんだけどね」 「そうなの?じゃぁもしかしたら……」 「うん。探していない場所にあるかもしれないんだけど……見当たらないんだよね……」 はぁ…… あずにゃんに会ったらなんて言おう…… 「探していない場所もあるんだな?……よし。唯!ムギ!先にブレスレットを探してから行くぞ!!」 「え?でも、大丈夫なの?だって澪ちゃんもムギちゃんもマンションの……」 「多少遅れても大丈夫よ。ちゃんと連絡をしておくから」 「……ごめんね」 「気にする必要はないぞ。唯には今日これからずっと『笑顔』でいてもらわなくちゃならないからな」 「そうよ、だから……ね」 「へっ?なんで?」 「あ……ま、まぁそれは後でのお楽しみって事で……」 「そうそう!じゃぁ、唯ちゃんのお家にしゅっぱーつ!!」 ……なんで『笑顔』なんだろ……? ★ ~♪ 「あ、澪からメールだ。梓、ちょっと飾り付けしておいてもらえる?」 「あ、はい。わかりました」 えっと、さっきの要領で絞り出して…… うん!上出来!! あとは上に苺を乗せてっと 「澪達、ちょっと遅れるんだってさ。お!上手く出来たじゃ~ん」 「ありがとうございます。律先輩が教えてくれたお陰です。……で、唯先輩達遅れるんですか?」 「あぁ。なんでも唯の手伝いをするとかで、少し遅れるって書いてあった」 「そうですか……」 手伝い……か…… レポートとか……かな? 「さてと、あらかた済んだかな?」 「そう……ですね。あとはハンバーグとフライだけですから」 「んじゃ、ハンバーグ焼きはじめるか~。梓はテーブルに食器並べてて~」 「はい!」 えと……取り皿を……あ、どうしようかな……? 「律先輩!取り皿って大きい方がいいですか?」 「あー、んー、えっと……アレと、コレと……その方が良いかもー」 「あ、じゃぁ確か唯先輩の家に有ったはずですから、ちょっと持ってきますね」 「鍵は?」 私はそう問い掛ける律先輩の目の前で、鍵の付いたキーホルダーを取り出し見せた。 ギターのキーホルダーが付いた鍵…… 唯先輩の家の合鍵…… 今年、唯先輩が私にくれた、誕生日のプレゼント…… 「ははっ!聞くだけ野暮だったな。じゃぁ、気をつけて」「はーい!行ってきまーす」 ……さーってと、急いでお皿持って来ないとね~ ★ 「澪ちゃ~ん!そっちは~?」 「無さそうだな……ムギ!そっちは?」 「うーん……無さそうね……」 「やっぱり無いよ……どこにあるの……?」 「ほら、唯!落ち込む前に探してみる!」 澪ちゃんはそう言うけどさ…… 結構探したんだよね……これでも…… 「ベッド周りは?」 「ざっと見ただけ!」 「じゃぁ私、そこら辺探してみるね!」 「リビングは探したんだよな?」 「一応……でも探しきれていないかも……」 「よし!じゃぁ手分けして探そう!」 はぁ……ブレスレットさーん!どこですかー? なんて事を心で叫んだその時だった。 いきなり扉が開いたかと思ったら、中に入ってくる足音が聞こえてきた。 リビングの扉を開けて入ってきたのは…… ★ えーっと……合鍵合鍵っと…… 「あれ?開いてる!?」 ……おかしいなぁ さっきのメールからするとまだ帰ってきていないはずなのに…… もしかして……泥棒!? そーっと……そーっと……音を立てず…… あれ!? 「唯先輩の靴……ってことは残りの二足は澪先輩とムギ先輩か……。な~んだ、ビックリした~」 気が抜けた私は、扉を閉めてリビングへと向かった。 それにしても……何でこっちに来ているんだろ……? そんな事を考えながらリビングのドアを開けると……。 「あ、唯先輩……と、澪先輩。……一体何を?」 「はぇっ!あずにゃん!?どうしてここに?」 「どうしてって……お皿を取りに来たんですけど……」 「おい!梓!!」 「梓ちゃん!!」 「あ、ムギ先輩もいらっしゃったんですね……って、なんでお二人そんな険しい顔……あぁぁぁぁ!!!!」 し、しまった~ 唯先輩にはヒミツだったのに…… 今の言葉で気づかれちゃった……あれ!? 「唯先輩?どうされたんですか?」 「え、えと……その……」 「唯……諦めてちゃんと伝えるんだな……」 「そうよ、ごまかすのはいけないと思うわ!」 「澪ちゃん……ムギちゃん……うん!わかった!」 ……? 「あずにゃん……ごめんなさい!!」 「へっ!?何で謝るんですか?」 「……去年の誕生日に、あずにゃんから貰った……ブレスレット……無くしちゃった……ごめんね……ウゥッ……」 ……あ!なるほど……だからこの間から…… 「本当に……グズッ……ごめんね……」 「……唯先輩、そんなに泣かないで下さい……私は怒ったりしていませんよ」 「……で、でも……」 「……ブレスレットが無くなっってしまったのは寂しいですけど、もしかしたら後でちゃんと探せば見つかるかもしれないじゃないですか」 「そう……だけど……」 「それに……」 「……それに?」 「今日は唯先輩が主役なんです。唯先輩が泣いていたら折角のお祝いが台なしですよ」 「おい……わい?」 「はい。……唯先輩をビックリさせようと内緒にしていたんですけど……」 「内緒に?」 「唯先輩……今日は何日で、何の日ですか?」 私の質問に、唯先輩は腕を組んで考えはじめた。 ……まさか、わからないなんて……言いませんよね? 「もしかして……私の、誕生日って事?」 「はい!そして、内緒にしていたのは……唯先輩のバースデーパーティーです!」 「バースデー……パーティー!?私の!?ほ、本当に!?」 「えぇ、そうですよ。他に誰がいるんですか?」 唯先輩はまだ半信半疑な顔をしている。 ……仕方がないなぁ~ 「唯先輩、そんなにも疑うのなら、今から一緒に下に来て下さい。多目的スペースで準備して……っといけないいけない、忘れる所でした」 「なにを?」 「取り皿を大きめの物にしようかって事になって、それを取りに来たのを忘れてました」 危ない危ない、これで帰ったら流石に怒られるよね~ 「……えっと、あれ?こっちじゃない……唯先輩、この奥でしたよね?」 「あ、そこじゃなくって上から二段目の右奥だよ~」 「え?でもこの間までは……」 「うん、この前の日曜日に新しいお揃いのマグカップ買ったでしょ?それを置くのに食器棚の配置換えをしたんだよ~」 「そうなんですか」 んじゃぁ、こっちの…… ん? んんん!? これって……もしかして…… 「唯先輩……」 「あったでしょ~?」 「ありました……これが……」 そう言って私は唯先輩に見つけた物を差し出した。 「「「あぁぁぁぁーーー!!!!」」」 先輩方が一斉に声を上げる。 「ブレスレット!!」 「なんで食器棚に!?」 「もしかして配置換えの時に?」 「多分そうなんじゃないんですか?」 「あずにゃ~ん!ありがとー!!ホントに……ホントに……エグッ……ありがと……グズッ……」 「……ほら、泣き止んで下さいよ。見つかって良かったじゃないですか……」 「うん……うん!……澪ちゃん、ムギちゃん、あずにゃん、ホントに、本当に、ありがとう!」 よかった……唯先輩の笑顔が戻って…… 「さ、下に行きましょう!律先輩が待ってますよ!!」 「うん!!!」 # 「ふぅ……楽しかったなぁ~。あずにゃん……本当に、ありがとね……」 「どういたしまして……楽しんでもらえて何よりです」 ……楽しかったパーティーも終わり、私達は唯先輩の家のリビングでソファーに座りノンビリとしている。 「それにしても……まさかこんなサプライズパーティーがあるとは思いもしなかったよ~」 「だって……私の誕生日に……あんなサプライズするから……お返しです」 でも……本当のサプライズは……これから…… 「そういえばさ、今回あずにゃんがプレゼントしてくれたペンダント……これもお揃いでしょ?」 「……よくわかりましたね、その通りですけど……」 「やっぱり……多分そうじゃないかと思ったんだよね~」 「……どうして……ですか?」 「だって……ハートの裏側がまるで鍵みたいにギザギザしてるでしょ?だからそうかな~って」 「正解……です」 そう言って私は胸元からペンダントを取り出し、唯先輩の前に出した。 唯先輩もペンダントを取り出し、同じようにしてペンダントの裏同士を重ねる。 「ぴったり……」 「……ですね」 重なり合ったハートを見つめ、そんな事を呟くと、私達はお互いに見つめ合った。 「唯先輩……」 「なーに……?」 「実は……もう一つ、サプライズのプレゼントがあるんです……」 「……サプライズ?」 その問いに答えるように、私はブラウスのボタンを三つほど外した。 「ブラに……リボンの……ワンポイント?」 「はい……これが……サプライズの……プレゼントです……」 私の『初めて』……これが、サプライズ、プレゼント…… 「……本当に、いいの?」 「……はい……。合鍵を……もらった時から……決めていましたから……」 唯先輩……もらって……くれますか……? 「わかった……じゃぁ……ベッドに……行こうか?」 「……はい……」 冷え込みが厳しくなってくる十一月の終わりに…… 「あずにゃん……」 「唯先輩……」 私達二人は…… おしまい!! よかった -- (名無しさん) 2012-09-21 18 24 51 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/quizbc/pages/1705.html
黄色い大きなクリスマスプレゼント(キイロいオオきな~) p e 属性 雷 コスト 13 ランク A+ 最終進化 A+ レベル HP 攻撃 合成exp 1 150 100 ? 60 300 200 ? 最大必要exp 35,620 No. ???? シリーズ クリスマスプレゼント Aスキル - Sスキル - 売却価格 110,000 進化費用 - 進化元 - 進化先 - 入手方法 進化 備考
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/331.html
一足早いクリスマスプレゼント 登場人物 A……ケーキ屋の店長。 B……バイト店員。 B01「店長ー。クリスマスケーキ、どんなのを作るんですか?」 A01「ああ、イチゴとチョコを中心で考えている。 カップルには新作を用意してみたんだが、ちょっと見てくれるか」 B02「はいはい、見ますよー。美味しそうなケーキは、見るだけで楽しいですもんねー」 A02「そうか。では、存分に楽しんでくれ」 B03「……あの、店長。なんだかこれ、ケーキとして異常な色してません? あとサイズ」 A03「幸せな者は太るべし。ヤンキーアメリカのケーキを参考にした、超ファットケーキだ。 これ一つで、一ヶ月分のカロリー摂取が可能!」 B04「重っ!? っていうか、何自信満々に言ってるんですか! こんなケーキ? ケーキって呼んでいいのこれ? みたいな物体、誰も買いませんよ!」 A04「安心しろ。――味は悪くない」 B05「これでまずかったら、食品ですらありませんよ……」 A05「とりあえず味見してみたらどうだ。意見はそれからでも遅くない」 B06「はあ……じゃあ、一口だけ――う、何これ!? もったりとして、濃厚で……脳に、甘さが脳にくる……!?」 A06「おや、そんなにぐったりとしてどうした。風邪でもひいたのか?」 B07「へこたれてるんですよ! ……うわぁ、気持ち悪い。 肝臓がフォアグラになるのって、こういう気分なのかな……」 A07「ちなみに今の一口で、2000キロカロリーほどある」 B08「多いなまた!? っていうか、どうやってそこまで凝縮したんですか! 何、錬金術? 料理と思わせて、実はオカルトなパワーが働いてる?」 A08「失礼な事を言うな。生地やクリームに、牛脂を練り込んでみただけだ」 B09「何やってるんですか!? それはもう、ケーキへの冒涜ですよ!」 B09「最高級黒毛和牛の牛脂だぞ」 B10「だからなんだっていうんですか! ブランドイメージがむしろ逆効果ですよ!」 A10「ふむ……確かに犬も喜んで食った後、ぐったりしてうつむいていたな」 B11「動物が食べられないような物を、人に食べさせないでください!」 A11「安心しろ、これはカップル用だと言ったはずだ。 聖夜にダウンして、嫌な思い出ができれば大成功だ」 B12「……それ、店にもダメージあると思うんですけど」 A12「ふむ……さて、普通のケーキを作るとするか」 B13「か、考えてなかったな!? 最悪だこの人!」 A13「ははは、お詫びに残ったこのケーキは君にあげよう。 一足早いクリスマスプレゼントだと思ってくれ」 B14「いるかー!? こんなの、ロウソク代わりに燃やすぐらいしか使い道ありませんよ!」 A14「やれやれ、食べ物を粗末にする子だ……」 B15「あんたが言うなぁ!?」
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/527.html
│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ プレゼント・フォー・マイマスター No.070 礼装名 プレゼント・フォー・マイマスター 初期 最大 Rare 5 LV 1 100 Cost 12 HP 750 3000 タイプ イベント期間限定/イベントボーナス ATK 0 0 自身のスター集中度をアップ 100% 200% &HP回復量をアップ 40% 50% +ゴールドスターのドロップ獲得数を増やす【『ほぼ週間サンタオルタさん』イベント期間限定】【『復刻:ほぼ週間サンタオルタさん』イベント期間限定】 1個 2個 詳細情報 イラストレーター 咲良ゆき 解説 戦いは続きますが、 今夜くらいはロマンチックに。 プレゼントに想いをこめて――― 「メリークリスマス、マスター!」 入手方法 聖晶石召喚 クリスマスピックアップ召喚 復刻クリスマス2015ピックアップ召喚 性能 ★5のスター集中度&回復量アップ礼装。 スター集中度の倍率はそれほど大きくはないので、スターの集まりやすいクラスに装備させると良い。 装備候補はスターの集まりやすいライダークラスでHPを回復できるマリーなど。 コメント 順番が逆転するのはあかんぞ。使っててバグを感じてから解析を信じなさい。解析後修正なんてざらなんだから -- 2015-12-26 14 07 28 個人的には順番とか関係なく、ゲーム説明でも解析でも体感でも何かしら怪しい点があるなら調べて損はないという考えなだけで解析を盲信してるわけでもないから安心してほしい。今回のスター配分みたいな乱数の影響が大きいケースだと自分の環境じゃ体感を信用できるほど検証できなかったんだ、すまない -- 2015-12-26 16 30 21 星集中でクリNP稼いでそこそこ宝具打って、かつ長生きさせたい鯖ってなると孔明とかバサカ向けかね? -- 2016-01-07 22 46 05 バサカやキャスターに付けてもスター集中度は殆ど変らないと思う。スター集中効果を活かすなら、むしろライダーに付けて他の鯖にスターが散ってしまう頻度を下げる効果を狙った方がいい。 -- 2016-01-07 23 03 54 そういや集中率低かったな・・・そうなるとマリーが候補であとは手持ちが少なくてドレイクを絶対落としたくない時とか -- 2016-01-07 23 14 20 アルジュナにつければ授かりの英雄とベストマッチするのではこの礼装 -- 2016-01-09 03 27 49 アルジュナはアーチャーだからスター集中度素で高いしこれつけてもなぁ、回復量上昇も礼装枠潰してまでの価値があるかと言われると疑問 -- 2016-01-09 05 53 27 ドレイクと組む時になら有用。回復も最大5000HP分追加でもらえるし。それ以外の場合なら他の礼装(回復目的ならメイド)の方が良い -- 2016-01-09 06 00 17 水着マルタさんとかもまあまあ相性良さそうかな。ルーラーだからメイドじゃなくても元から耐久バッチリだし、未凸でもライダーと同じくらいの集中率になるから腐ることはなさそう。 -- 2016-09-02 00 41 12 限凸してるものを水着マルタにつけて運用してるけど良いね。ただそこまでしないと倒せない敵はいないんだけど。中~長期的だな。 -- 2016-09-23 00 08 01 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ohden/pages/317.html
プレゼンテーション関係 もんたメソッド 【概要】 みのもんたがおもいっきりテレビなどでよく使うプレゼンテーション技法。 大事なところを隠して、プレゼンの進捗に合わせて順番に開いて行く。 既存のプレゼン技法でよくある『無いものが出てくる』のではなく『ある物が隠れている』ことが重要。 文章の大事なところを隠す事で… ◆メリット 大事なところに注目してもらえる 大事な情報だと認識させる 何が隠れてるか予測させる ◆デメリット 以外と時間が取られる 多用すると見難い お堅い人へのプレゼンでは不向き 印刷すると大事なところが全部隠れたまま印刷される 【実装】 ◆MS Office PowerPoint 2007の場合 1.プレゼン資料を作る 2.隠したいところに、[ホーム]タブの[図形描画]-[正方形/長方形]、[メモ]等で隠したい部分の上にマスクする。 3.[アニメーション]タブで[アニメーション]-[アニメーションの設定]を押して、アニメーションの設定画面を開く。 4.2で作成した図形を選択して、アニメーションの設定画面の『効果の追加』から[終了]-[ストリップ]や[終了]-[ワイプ]等を選ぶ。 ワイプの場合は設定後に方向を『左から』に変えた方がそれっぽくなる。 図形に『メモ』を選んだ場合は右、右下方向からのアニメーションの方がそれっぽぃ。 ※PowerPoint2003とかだとメニューにアニメーションの追加とかあるんじゃなかったっけな? もんたメソッドの実装.ppt 更新日: 2010年12月13日 (月) 13時13分49秒 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/229.html
「京太郎ー、あんたに手紙きてるわよー」 京太郎「手紙? また小蒔かな」 「正解。じゃ、賞品の郵便物もどうぞ」 京太郎「郵便物……って、賞品も何もこれも俺宛じゃん」 「それも姫様からみたいね」 京太郎「てか手紙と一緒に送られてきたんじゃないの?」 「その通りよ」 京太郎「回りくどいことしないでさっさと渡せばいいものを」 「それじゃつまんないし、中身も気になるし?」 京太郎「じゃあ、開けるから向こう行っててくれ」 「えー? やだー」 京太郎「だからそういうしゃべり方は年を考えろって……」 「……ぐふっ、お母さんの弱点を正確に突いてくるなんて」 京太郎「ああもう、とりあえず部屋から出てってくれよ」グイグイ 「きゃー」 京太郎「(全略)――あと一年、お待ちしております……?」 京太郎「一年後ってなんかあったか?」 京太郎「まぁ、手紙はあとで返事をするとして……こっちの中身はなんだ?」 京太郎「手紙によれば誕生日プレゼントっぽいけど」 京太郎「ま、開けてみるか」ガサゴソ 京太郎「……毛糸のマフラー」 京太郎「ベタと言えばベタだけど、結構しっかり出来てるな」 京太郎「ちょっと長いけど、実用できる点もありがたいし」 京太郎「なによりもかわいい女の子の手作り……嬉しくないわけがない!」 京太郎「いかんいかん、落ち着け」 京太郎「外で聞き耳を立てている可能性もある」 『バッチリ聞こえたわよー』 京太郎「ん? 今何か聞こえたか?」 京太郎「まぁ、いいや。手紙の返事を考えよう」プルルル 京太郎「電話?」 『鶴田姫子』 京太郎「……微妙に出たくないけど」ピッ 京太郎「もしもし」 姫子『もう、出るの遅いですよぉ』 京太郎「えっと、どこの姫子さんでしたっけ?」 姫子『あ、名前呼びですか? 先輩にしては積極的』 京太郎「にしてはってなんだ。俺は機会さえあればどこまでもいく男だ」 姫子『まぁ、そげな冗談は置いといて』 京太郎「何の用だ? 俺は手紙の内容を考えるのに忙しいんだよ」 姫子『手紙? 今どき珍しいですね……あっ』 姫子『もしかして、私宛のラブレターとか?』 京太郎「寝言は寝て言え」バッサリ 姫子『んんっ、よかぁ』 京太郎「いや、よくないよくない」 姫子『誕生日? 初耳です』 京太郎「言った覚えもないけど、それで電話してきたんじゃないのか?」 姫子『さすがにそいは自意識過剰というか……』 京太郎「そうかもしれないけど、お前にそういう反応されるともの凄く釈然としない……!」 姫子『んー、じゃあ私の声が誕生日プレゼントということで』 京太郎「冗談はいいから本題、はよ」 姫子『むぅ、せっかちな男はダメですよ?』 京太郎「お前にだけだ」 姫子『私にだけ……特別ってことですかね?』 京太郎「あーうん、冗談だから勘違いするな」 姫子『あー、俗に言われよるツンデレってやつですね』 京太郎「違います」 京太郎「……で、そろそろ話を進めてもいいか?」 姫子『はい、どうぞ』 京太郎「どうぞってな、話すのはお前だよ」 姫子『あ、そうでしたね』 姫子『えっとですね……先輩、チョコレートば欲しくなかとですか?』 京太郎「チョコレート? なんかの隠語?」 姫子『ど真ん中ストレートです』 京太郎「じゃあ俺が知ってるあのチョコだな……なんかあったっけ?」 姫子『バレンタインですよぉ、バレンタイン』 京太郎「ああ、そんな行事もあったなぁ」 京太郎(いつも身内からしかもらえないからな……) 姫子『あ、勘違いしてもいーですよ?』 京太郎「するか」 京太郎「ま、でもくれるならありがたくもらうとしよう」 姫子『あ、もし先輩がこっち来るならスペシャルなチョコばプレゼントしますけど』 京太郎「スペシャル? 変なものでも入ってるのか?」 姫子「チョコに入れるというか、チョコでデコるといいますか」 京太郎「デコレーションケーキとか?」 姫子『ぶっちゃけると、私たちをめしあが――』 『ひ、姫子っ!』ガタタッ 姫子『ぶ、部長!?』 京太郎「いたのかよ、白水」 姫子『せ、先輩、そういうわけで――』プツッ 京太郎「あっ、切れた」 京太郎「さて、手紙は――」プルルル 京太郎「……」 『園城寺怜』 京太郎「もしもし」 怜『あ、ダーリン元気やったー?』 京太郎「だれがダーリンだ」 怜『もう、いけずやなぁ』 京太郎「そっちこそ元気だったのかよ」 怜『うん? まぁ、命からがら』 京太郎「その表現ってやばかった時に使うものじゃないのか?」 怜『乗り切ったから問題なしやでー』 京太郎「元気ならいいんだけどよ……で、用事は?」 怜『えー? 用事ないと電話かけちゃあかんの?』 京太郎「さっきから妨害入りまくりなんだよ」 怜『えっと、自家発電中みたいな? こ、声だけでよければ提供したってもええけど』 京太郎「違います。手紙です」 怜『ほーほー、つまりうちへのラブレターと』 京太郎「違うつってるだろうが」 京太郎(てか返しがかぶってんぞ関西人!) 怜『でもまぁ、誕生日やったんやな』 京太郎「じゃあお前も別件か」 怜『も?』 京太郎「さっきまで別のやつと電話してたからさ」 怜『なるほどなぁ……じゃあ誕生日プレゼントはうちの声ってことで』 京太郎「だから返しかぶってんぞ関西人!」 怜『なん……やと……?』 京太郎「で、バレンタインがどうのこうのじゃないだろうな?」 怜『……エスパー?』 京太郎(なにからなにまでかぶってんですけどぉ!?) 怜『ご察しのとおりバレンタインのチョコギフトです』 京太郎「ギフトとかつけるととたんにお歳暮っぽくなるなぁ」 怜『うちは微力ながらやけど、竜華は気合入れ取るから勘違いせんようになー』 京太郎「俺を誰だと思ってる。するわけないだろ」 怜『ホンマに?』 京太郎「友チョコだろうがもらえるなら万々歳だよ」 怜『……ま、せやな』 怜(あ、これバッチリ勘違いしたわ) 怜『でも、もしこっち来てくれるんならスペシャルなイベントが待っとるでー』 京太郎「スペシャル? デコレーション的な?」 怜『おお、なんや須賀くんもスケベやん』 京太郎「いや、なんの話だよ」 怜『ぶっちゃけるとうちと竜華がはだか――』 『と、怜っ!』ガタタッ 怜『りゅ、竜華?』 京太郎「清水谷もいたのか」 怜『それじゃ、須賀くん……また――』プツッ 京太郎「……また切れた」 京太郎「てか終始かぶってるってどういうことやねん」 京太郎「さーて、今度こそ」プルルル 京太郎「だーもう! なんなんだこれはっ」 『龍門渕透華』 京太郎「もしもし――」 透華『ハッピーバースデーですわっ!』 京太郎「――っ」キーン 透華『ふふ、嬉しすぎて声も出ない様子』 京太郎「あまりの大音量に耳が遠くなったんだよ!」 透華『そんなことよりですわ!』 京太郎「そんなことだとっ?」 透華『まずは小手調べ……受け取りなさいな!』バラララ 京太郎「小手調べ……まさか!」ガラッ 透華『ふふ、驚きまして?』 京太郎「お前、ヘリまで持ち出してなにやってんだ!」 透華『もちろん、この特大の久寿玉をお見舞いするためですわ!』 京太郎「ちょっとは後始末のことを考えような!?」 透華『心配いりませんわ。ハギヨシをはじめとしたスタッフが待機しておりますので』 京太郎「そういう問題じゃないってのに……あーもう!」 京太郎「いいか? 絶対割るなよ? 絶対だぞ!」 透華『知っていますわ、それはいわゆる前振りだということを!』 京太郎「ちげーよっ!!」 透華『さぁ、行きますわよっ!』 京太郎「やめろぉぉおおおお!!」 美穂子「あら、久?」 久「美穂子もこんなところで奇遇ね」 美穂子「そうかしら? 目的は同じなんだから」 久「そうね……でも」 『やめろぉぉおおおお!!』 久「もう少し後の方がいいんじゃない? あんな状態だし」 美穂子「そうね……」 小蒔「京太郎様、受け取ってくれたかな」 小蒔「来年の冬はあのマフラーを二人で巻いて……」ウットリ 小蒔「お返事が待ち遠しいです!」
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/127.html
台風のような誕生日会だった。 ……いや、竜巻か。 台風ならば、中心である私は『台風の目』になっているはずだから静かなはずだ、と比較的どうでもいいことを考える。 唯・憂・律・ムギ・和・純・さわ子先生(なぜいる!)……そして、愛しの梓の8人で私の誕生日を祝ってくれた。 お誕生会の内容については省略する。あんまり思い出したくないと言えば思い出してくない。 楽しかったけどね。 みんなが私に贈ってくれた手紙を、鍵付きの引き出しにそっと仕舞い、とりあえずは―― 「片付けるか……」 ある程度は片付けてくれたけど、至る所に散らばっているゴミとかを拾う作業に入る。 ――と、帰ったはずのムギが戻ってきた。結構大きめの箱を抱えて。 「澪ちゃん、私からプレゼント」 「その大きな箱……は、なに?」 誕生日プレゼントにしては大きすぎないかな。 「開けてみてからのお楽しみよ?」 よいしょ、と箱を床に置く。割れ物を扱うかのように、丁寧に扱っている。 「なんだか分からないけど、プレゼントありがとう、ムギ」 「いえいえ。……今夜は熱い夜になりそうね……」 「?」 なんかよく分からない言葉を残して、ムギは帰ってしまった。 ホント、中身なんだろう? 「部屋を片付けてから開けようかな」 気にはなるけど、先に部屋をきれいにしなきゃ。 と、独り言を漏らしたら箱がちょっとだけ揺れたような気がする。 ……気のせいだよね。気のせいだ。きっと疲れているんだ。 そう思い込むことにした。だって、箱が何もしないで揺れるなんて怖いじゃん。 「………」 いや、先に開けよう。気になって片付けが出来ない。 とりあえず、箱を良く観察する。 箱は管楽器のケースみたいに、ロックが二つある細長い箱だった。 旅行用のキャリーバックって言ったほうが一般的か。 カチャリ。 二カ所ロックを外して、とりあえず深呼吸。 中に入っている物を想像することにする。 律の仕業だとして――こんな大きなびっくり箱はないだろう。次。 さわ子先生の仕業だとして――こんなに衣装etcを詰め込むことはないだろう。次。 平沢姉妹のプレゼント――かわいいぬいぐるみがいっぱい入ってそうだけど、これは大きすぎる気がする。次。 梓からのプレゼント――毎日が大切なプレゼントです。これ以上もらったらバチが当たっちゃう。次。 ムギからのプレゼント――想 像 が つ き ま せ ん 。 ……あれやこれやと考えてもしょうがない。素直に開ける。 覚悟を決めて、ふたを開ける。 二割ぐらい開けた。なんか人の肌見たいのが見えた。人形? 半分ぐらい開けた。手入れが行き届いている綺麗な黒髪が見えた。黒髪の人形? 六割ぐらい開けた。いやちょっと待って。ふたを一気に開ける。 「んっ……澪先輩」 中の人形――いや、中に隠れていた人は、生まれたままの姿に、赤いリボンを巻いて恥ずかしそうにしている梓だった。 その姿をまじまじと見てしまって、私の中にとある感情が火山の噴火のごとく吹き上がった。 おい。梓、どうしてくれるんだ。 「澪先輩! 私がお誕生日プレゼントです!」 顔を真っ赤にして、自分自身がプレゼントと高らかに宣言した。 それはどうでもいい。 「梓――どうしてくれるんだ」 「え……」 梓が困惑の声を上げるが、お構いなしに(ほぼ)生まれたままの姿の梓をお嬢様だっこで持ち上げる。 「えっ? えっ?」 布団の上に降ろす。 「そんな姿ってことは、私を誘ってるんだよな? もう――止められないからな」 「澪先輩になら……あっ///」 梓が身をよじる。 しかし、リボンで拘束に近い状態になってる梓は、あまり身動きが取れなそうだった。 好都合。 「み、澪先輩……やさしくお願いします///」 私の瞳に宿る光に気づいたのだろう。でも、もう止められない。 プレゼント、頂きます――! 今夜は寝かせないぞ、梓。